令和4年度 第13回技術講演会・第25回研究会/見学会

北関東の塑性加工の聖地を訪ねる ―シリーズ1―

日本工業大学と工業技術博物館

日時:2022年12月2日(金)
会場:日本工業大学
交通:東武スカイツリーライン(伊勢崎線)・日光線、東京メトロ日比谷線・半蔵門線直通
「東武動物公園」駅下車,西口よりスクールバス5分,徒歩14分.
JR宇都宮線(東北本線)・湘南新宿ライン「新白岡」駅下車,東口よりスクールバス12分.
主催:日本塑性加工学会北関東・信越支部

趣旨:
北関東における塑性加工を再発見するための新企画です.知られているようでそうでもない,この地における塑性加工の歴史,製造拠点,研究拠点などを,地域の文化とともに,若手会員や学生諸君と一緒にめぐりたいと思います.
シリーズ1回目の訪問地は「日本工業大学」.当地には,大川陽康先生※1から50年間,脈々と続けられてきた塑性加工研究,当時の古典的なプレス機械から最新のサーボプレスがあります.
この日本工業大学における塑性加工研究を紹介してもらい,同工業技術博物館において原理的なプレス機械などを見学します.さらには,明治24年にイギリスから輸入された初期の蒸気機関車「2109形」,および箱根登山鉄道「モハ1形-103号」をも見学できます.蒸気機関車「2109形」では,当時の熱間鍛造により製作された,動輪を駆動するための主連結棒などを間近で見学します.それでは,北関東の塑性加工を訪ねる旅へ…出発進行!
※1)1967年の日本工業大学開学当初から「塑性加工研究室」を主宰,日本塑性加工学会元名誉会員,本年ご逝去.
プログラム:
司会:北関東・信越支部 総務幹事  黒瀬 雅詞君
主催者あいさつ                     (13:30-13:40)
北関東・信越支部 支部長  神 雅彦君
【講演会】
(1)「塑性力学小史 ―降伏条件と流れ則の成立史―」   (13:40-14:30)
●聴きどころ;成り立ちを知れば,より力学が解かる.ふつうの講義や講演ではなかなか聞けないお話です.
日本工業大学 瀧澤 英男君
(2)「サーボプレスの活用技術いろいろ」         (14:30-15:20)
●見聞どころ;サーボプレスの活用事例について解説します.さらに,塑性加工研究室の研究施設などを見学します.
日本工業大学 古閑 伸裕君
【見学会】                        (15:30-16:50)
「工業技術博物館」
●見どころ;各種プレス機械,工作機械,蒸気機関車,電車などを,動作実演を含めて見学します.塑性加工マニア必見です.
総 括:                         (16:50-17:00)
埼玉大学 内海 能亜君

定 員:50名(オンラインはありません)
申込締切日:11月25日(金)
参加費:学会会員(正会員,賛助会員)および学生無料,非会員3,000円※2
申込方法:E-mailにて「北関東・信越支部講演会申込み」と題記し,
(1)氏名,(2)勤務先,(3)通信先,(4)会員資格を明記し,下記までお申し込みください.
※2) 参加費は当日お支払いください.
申込先:日本塑性加工学会北関東・信越支部(総務幹事:黒瀬雅詞)
群馬工業高等専門学校 機械工学科
E-mail:kurose[at]gunma-ct.ac.jp *[at]を@に変更してください
電話:027-254-9131

※3) 検温やアルコール消毒等,日本工業大学のコロナ対策を取ります.また,コロナ禍のため直前に開催を中止することもあります.

以上